作者 一見 大輔
CAM機能や工具軌跡チェック機能のある、NCプログラミング職業訓練用ソフト
NCデータの命令コードなど、学習や訓練をするには良いソフトだと思います。
フリーソフト
動作OS WinXP,Me,2000,98,95
●2008/06/01日 CAM13(Version1.1.5)に更新
一部機能紹介
初心者を対象とした職業訓練を想定して作製された、マシニングセンターやNCフライス盤の加工プログラムに対応しているソフトウェアです。機能などの特徴としては、
●NCプログラムの作成では、マニュアル入力の他、簡易CAM機能(エンドミル加工、ドリル加工、
ワイヤカット放電加工)や自動プロ機能などがある。
※CAM機能はDXFデータを読み込みエンドミルやドリル加工、ワイヤカット放電加工用のNCデータを作成。
●NCプログラムの確認と修正も可能で、工具軌跡の描画やエラーメッセージによる文法上の
誤りを確認し、編集を行う機能。
●RS232Cシリアル通信機能では、NCプログラムの送受信もできるようになっています。
また、下記のようなプログラミング基本要素の説明や演習が可能となっています。
?座標の指令方法と動作(小数点やリーディングゼロ/トレーディングゼロ等)
?G90/G91の指令方法と動作
?G92の指令方法と動作(プリセット時のプログラム原点の移動)
?G00、G01の指令方法と動作(G00についてはベクトル制御と等速運動制御の各動作)
?G02/G03の指令方法と動作(R指令(プラス/マイナス指令)とIJ指令(1周円の指令))
?F一桁送り(小数点入力等)
?工具径補正指令時の禁止事項の確認 ( 径補正の開始/キャンセル時に円弧補間を指令した場合や、径補正指令中にZ軸が移動、または、固定サイクル指令中に径補正を指令した場合はエラー表示が出ます) 尚、オフセットした工具軌跡は描画しません。
?サブプログラムの指令方法と動作(ネスティングや繰り返し回数等)
?固定サイクルの指令方法と動作(復帰点レベルや繰り返し回数等)
●使用可能なGコード・Mコード・アドレス
インストールは、ダウンロードしたファイルを解凍します。
解凍されたフォルダを任意の場所に移動します。
この時、解凍ソフトによっては、 CAM13 フォルダの中に、更に CAM13 フォルダが作成されている場合が
あるので、一番内側(深い)の CAM13 フォルダを移動します。
このページではC:\Program Files\CAM13にしています。
起動は、フォルダのその他にあるCAM13.BATで起動。インストール先により、BATファイルを編集。
例えば、オリジナルのCAM13.BATは PATH=C:\CAM13\bin;%PATH%
cd c:\CAM13\JavaPro
java CAM13
と、なっていると思います。
それを、C:\Program Files\CAM13と言うフォルダにインストールした場合は
PATH=C:\Program Files\CAM13\bin;%PATH%
cd C:\Program Files\CAM13\JavaPro
java CAM13
と、言うように、インストールしたディレクトリに変更します。
この時、デスクトップにCAM13.batのショートカットを作成して置くと便利だと思います。
方法としては、CAM13.batを右クリックして、ショートカットの作成などでショートカットを作成します。
それをデスクトップ画面に移動します。移動したショートカットを右クリックなどで、プロパティを開いて、
アイコンの変更 ボタンを押して、参照ボタンで その他フォルダ にある CAM13.ico を指定します。
すると、CAM13にアイコンが変更されます。
※Windows95や98では、Program_Files へインストールすると
「パラメータが多すぎます」というエラーが発生するため起動できないようです。
ですので、C:\CAM13\などにインストールしてみると良いのではと思います。
その他詳細は、付属の利用者向けの説明書.txtをお読み下さい。
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